育休ロールモデル

育休取得者(女性)
育休取得者(男性)
経営者
人事担当者
絶対辞めないで続けて欲しいと話す頼もしい先輩

今から17年前に初めて育休を取ったパイオニア。その時代に比べると制度も充実し職場の意識もよい方向に変わっている。だからこそ、絶対に辞めずに続けて欲しいと語る頼りになる先輩。

株式会社日本政策金融公庫広島支店 国民生活事業業務課課長代理
武島 弥恵(たけしま みえ)さん 45歳
武島さん
経歴(平成26年10月現在)
平成2年入行
総務課へ配属、その後融資第一課、現在は業務課課長代理
業務内容
返済相談担当
就業形態
フルタイム 8:50~17:10
育休期間
平成9年8月~、平成13年6月~、平成19年4月~、それぞれ子どもの誕生日まで取得
家族構成
夫、高校2年生の長女、中学1年生の次女、小学1年生の長男
社内の制度や環境の変化

広島支店で初めての育休取得であったため、事務担当も手続きからわからない状況だった。自分自身が二人目三人目の育休を取得する際は、事務手続きについても逆にアドバイスでき、制度も整ってきていたため、スムーズに育休に入れるようになった。今は、女性はほとんど育休を取得できている。また若い男性は意識がずいぶん変わってきていて女性が育休を取得し復帰して働くことに理解があると感じている。年齢が高い男性は管理職になってきていて管理職研修などでも育休や復帰のこと、女性の活躍推進のことなどが盛り込まれ、意識改革を行っている。

復帰に向けて慣らし期間、夫との協力体制

復帰が近づいてくると、上司と話す「育ナビ」がある。本来は育休前のポジションに戻るが、復帰したら残業のない部署に行きたいとか得意な分野への配置替えなど相談することはできる。一人目の時は、このような機会はなかった。今は会社の方から電話がかかってくるなどのアクションがあり、育休前に渡されたipadなどに社内通達が届くなど、休んでいる間に状況の変化がわかるのでありがたい。また社会とつながっている喜びもある。復帰前は子どもの慣らし保育の間を利用し、会社の昼休憩時間に自分から会社へ出向いて、休憩中の社員と話し社内の情報を得るようにしていた。

女性のネットワークで支え合い

同期で子育て後も仕事を続けている人は、全国に数人しかいない。社内結婚だと転勤について行くのでやめざるを得なかった。今は、一緒に転勤できる制度もある。自分は、夫や夫の母が女性も仕事を続けることが大事と言う考え方だったので、その影響で仕事を続けたが、子育て一辺倒より仕事もあって大変だけど充実感がある。続けてきたことで、今は女性の管理職候補の研修会に参加できるようになった。研修で会える同じ目標を持つ者同士が情報交換を行いながら、来年もまた会おうとお互いを支えあっている。

家族の協力、地域の支え合い

夫は身の回りのことは自分でできる。普段は掃除と洗濯を夫が食事を自分が担当している。息子を夫のように自分のことは自分でできる人に育てないと、女性の活躍推進につながらないと思っている。男の子をどう育てるかは、女性たちの将来に向けて大事なことだと思う。また、子どもたちが大きくなってくると、登下校時や友達付きあいなど、どこで何をしているのか様子がわからなくなるので、近所のネットワークで情報が入ってくるのはありがたい。役員を引き受けたことで地域のネットワークを築くことができた。

企業情報
住所
広島市中区紙屋町1丁目2番22号
業種
金融
創業年月
1949年国民金融公庫設立、平成20年10月1日国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫が統合し、(株)日本政策金融公庫として発足
従業員数
7,364人(広島支店 100人規模)
主な事業内容
小規模事業者や創業企業の皆さまへの事業資金融資やお子様の入学資金などの教育資金融資
モットー・社訓
基本理念 ・政策金融の的確な実施  ・ガバナンスの重視
取材者コメント

育休取得第1号で道を切り開いてきたが、肩肘張らずに誰もが後に続けるようにしたいと話す頼もしい先輩。子育て前の若い人や子育てに関わることのなかった年配の男性に、わかって欲しいがわからなくても仕方ないと理解もできる。しかし、ファミリーデーを設け子どもや家族が職場に来ることで、小さい子どもを育てながら働いていることを、肌で感じてもらうなど、理解してもらえるような取り組みは必要と話してくれた。制度が整うことも大事だが女性の意識も大事、とにかく辞めずに続けて欲しいと力強く語ってくれた。

 
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